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ミャンマーとバングラディッシュの国境:表現の背景

2018.02.25

[英語]

まこのんです。

昨日から一転、今日は寒いですね。
でもご近所の梅の花は満開。
春はもうすぐです。

今週の中級クラスのWriting Trainingの課題に
ミャンマーのロヒンギャ問題に関するものがありました。
クラスの中である会員さんから
Myanmar’s border with Bangladish という表現が
ピンとこない、という指摘がありました。

「国境は二つの国の境なんじゃないの?」
とのことです。

この場合は「ミャンマーを主体に考えるから
バングラディッシュに接したミャンマー国境」なんじゃない?!
という話になりました。

あらためてこれに関する海外のニュースを見てみると
なるほど、誰を、どこを主体に考えるかで表現が変わっています。

”Myanmar’s security forces planted internationally banned
antipersonnel landminesalong its border with Bangladesh
出典:Amnesty International
「ミャンマー軍はミャンマーのバングラディッシュとの国境沿いに
国際的に禁止されている対人地雷を埋めた。」
ミャンマーが主体なので、
ミャンマーのバングラディッシュとの国境
という表現

”A few days later the Bangladeshi Foreign Secretary Shahidul Haque
confirmedto Reuters news agency that Dhaka had launched
a formal complaint with Myanmarfor planting landmines
along the countries’ shared border.” 出典:ロイター
「数日後、バングラディッシュの外相はロイターに、
政府はミャンマーに対して両国の国境沿いの地雷敷設に
ついての正式な申し入れを行なったと認めた。」
こちらはバングラディッシュの外相がロイターに語った話なので
「両国の国境」と表現(一部のニュースでは、
ミャンマー軍がバングラディッシュ側に埋めている、
との話もあり、そのことを含意しているのではないでしょうか)

最後にCNNの報道から。

”Bangladesh summoned the Myanmar ambassador Wednesday
to urge an end to the violence that has engulfed the region
and to raise concerns about reports of landmines being laid
along the border between the two countries.” 出典:CNN

こちらは「両国間の国境沿いに敷設された地雷に関するリポート」という
伝聞内容に関する記載なので最も客観的な表現ですね。

行為の主体を厳密に定義する英語の面白さを感じると同時に
日頃時事英語に接しているのに
島国に住む私の国境に関する感覚の鈍さを反省しました。

ニュースの背後にある真実や人の気持ちに思いを巡らせながら
勉強していきたいですね!

 

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